2021年11月15日
●整骨院の上手な通い方
交通事故にあわれた場合、病院の整形外科の受診を進められます。
整形外科では、レントゲン、超音波、MRI、CTなどの画像での精密検査や湿布や内服薬、注射などでの処置があり大きなケガの場合は手術も行われます。レントゲンや超音波、MRI、CTは骨折や内臓損傷を写すとができても神経損傷や筋肉、靭帯の状態を確認することはできません。画像診断で問題が発見されなければ「異常なし」と診断され、湿布や痛み止めなどの緩和剤で経過を見るといったことも少なくありません。しかし神経や筋肉の損傷、骨の歪みが生じている状態がそのまま放置されてしまうと、治療期間が長期化したり、後遺症が残ってしまう可能性もあります。
整骨院はむち打ちをはじめとする筋肉や靭帯損傷(軟部組織損傷)などを専門に施術するところで、こういった施術は整骨院の方が得意の分野です。
では整骨院の上手な通い方をお伝えします。
1.交通事故治療で整骨院に通う場合は、まずはひどい内出血、内臓損傷、骨折などの大きなケガなどがないかを病院で診察していただき診断書をもらってください。保険会社は病院(整形外科)の診断書をもとに治療費を払うかどうかを決定していきます。
2.次に診断書をコピーしていただき保険会社の担当者に整骨院に通う旨をお伝えください。
ここでポイントになるのは「交通事故にあわれてケガをされた被害者」の方が、どこで治療を受けるかを選択できるということです。ただ、多くの方はご自身お体よりも、転院の手続きや保険会社ともめることに面倒や大変さを感じ、適切な治療を受けることをあきらめてしまっていることが多いのでしっかりとした治療ができるように対応していきましょう。もしわからないことがあればアドバイスさせていただきますので当院にお気軽にご相談ください。
3.保険会社の担当者から整骨院に連絡が入ります。
これで整骨院での通院が可能になります。治療費の自己負担金は0円です。(一回の通院で慰謝料4200円が支払われます。治療に関しては、一人一人の症状が違うためその方に合ったと治療を選択(オーダーメイド)していきます。内容としては物理療法(ハイボルト電気治療、超音波、ハイブリット電気治療、筋力強化運動等)、手技療法(筋膜ストレッチ、肩甲骨はがし、バランス整体、自律神経調整等)など、お体の状態にあったものから選択して治療をしていきます。
当院に通院するようになった場合、少なくとも月一回は整形外科に受診していただき診断した先生にお体の状態をお伝えしてください。また、通院していた医療機関で症状が改善されない場合は転院可能です。その場合は保険会社の担当者に症状が改善されない為、転院する旨をお伝えしてください。
治ったと思い込んで後遺症で最後まで治療しなかった方で後遺症に苦しむ方は大勢いらっしゃいます。ですので交通事故のケガはしっかりと治療しましょう!!
交通事故でお困りの方、いつでも当院にご相談ください!!
〒123-0863
東京都足立区谷在家3-22-5-102
℡:03-3857-1556
ホームページURL:https://suzuoc.com/jiko/
2021年10月25日
●整形外科からの転院と併院
整骨院での治療費用は、平成13年金融庁・国土交通省により「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険金及び自動車損害賠償責任共済の共済金の支払い基準」で接骨院・整骨院の施術費用を認められています。
そこで、交通事故で被害にあわれたケガを治すには整骨院と整形外科を併院することが大事になります。
・整形外科と整骨院・接骨院の違い
1.整形外科とは
病院や整形外科ではレントゲンやCT、MRIなどの精密検査を用いてひどい内出血や、内臓損傷、骨折などの大きなケガなどないか診察して治療を受けることができます。むち打ち症や腰部捻挫のような靭帯や筋肉に起こる異常はそういった大型機器では発見されない為、湿布やお薬などの対処療法で治療されることが多く、再発しやすい状態になってしまうことが多くあります。
2.整骨院・接骨院
整骨院・接骨院はむち打ちをはじめとする筋肉や靭帯損傷(捻挫・打撲、挫傷などの軟部組織損傷)など専門に治療するところです。治療に関しては一人一人の症状が違うためその方向に合った施術を選択(オーダーメイド)で行います。治療内容としては物理療法(ハイボルト電気治療、超音波、ハイブリット電気治療等)、手技療法(筋筋膜ストレッチ、整体、身体バランスの改善、自律神経調整等)など、お体の状態にあったものから選択してオーダーメイドで治療を行います。
保険会社は病院(整形外科)の診断書をもとに治療費を支払うかどうかを決定していますので、まずは大きなケガがないか病院で診察をしていただき診断書をもらってください。当院に通院するようになった場合、少なくとも月一回は病院に通院していただき、診断していただいた先生にお体の状態をお伝えしてください。また、通院していただいた医療機関で症状が改善されない場合も通院可能です。その場合は保険会社の担当者に症状が改善されない為、転院する旨をお伝えください。
交通事故でお困りの方、いつでも当院にご相談ください!!
〒123-0863
東京都足立区谷在家3-22-5-102
℡:03-3857-1556
ホームページURL:https://suzuoc.com/hospital/
2021年10月19日
●交通事故治療の重要性
交通事故にあわれた場合、よくある症状として骨折・捻挫・すり傷、むち打ち等があります。骨折のような重症や、すり傷等の目に見えるおケガについてはすぐに医療機関に行って治療を受けられるかと思います。しかし、交通事故のおケガには目に見えるケガだけではなく、事故からしばらくたってから症状が出ることもあります。
・交通事故のストレスによる自律神経の乱れ
交通事故のケガの場合、通常の生活ではかかることのないストレスがかかるため、自律神経の乱れから様々なお体の不調が発生してきてしまいます。
自律神経は「自分で律する(コントロール)ことのできない神経」で自動的にお体の健康を維持する役割があります。特徴はストレスや感覚神経に敏感に反応し全身の筋肉や胃腸、血管などを硬くしたり柔らかくしたりしています。また呼吸や心臓や他の内臓などの働きを高めたり抑えたりしています。
1.交感神経の役割
眠っていた脳と体を起こします。運動している時やストレスを受けた時に良く働きます。交感神経が働くと、脳を興奮させ筋肉が緊張し、血管が細く収縮され心臓の鼓動が血圧が上がります。また、内臓の働きが抑えられホルモンの生産量が減ります。
2.副交感神経の役割
日中、活動的だった脳と体を休ませ寝かせます。また、休んでいる時、リラックスしている時のも良く働きます。筋肉を柔らかくさせ、血管を広げて血液の流れを穏やかにさせ血圧を下げます。内臓機能の働きは高まりホルモンの生産量が増え自己治癒力も上がります。この2つの神経が朝と夜に交互に働きながら健康なお体の状態を維持しています。
交通事故の場合、痛みや交通事故のショックで精神的ストレスや肉体的ストレスにより「交感神経過緊張」という状態になってしまい、常に筋肉が硬く凝り固まり体を支えることができず体が歪み、常に体に地震が起きている状態になります。そうなると筋肉に疲労が溜まり続ける悪循環が発生!!
首や背中などの痛み、凝りや体のダルさ、違和感、首が動かない、めまい、目のますみ、耳鳴り、吐き気、頭痛、不眠症、全身倦怠感などのつらい症状が出てきてしまうのです。このような症状に悩まされないようにするためにも、そして、後遺症を残さないようにするためにもしっかりと治療することが大切になります。
その中でも特にむち打ちは厄介です。むち打ちの症状はその場で出る場合もあれば後日、しばらくしてから頭痛や首の痛みなどの症状が現れることもあります。さらに恐ろしいことにむち打ち症などはそのまま放置おくと症状が固定され痛みや倦怠感が長期的に続いてしまいお体全体の不調にもつながってきてしまいます。そんな状態での生活は嫌ではないでしょうか?
交通事故にあったらどんな症状でも放置ぜず、かならず病院で診察や検査受けたあと、診断書をいただき整骨院でも治療をしましょう。後遺症を残さないようにするためにもできるだけはやく治療をすることが大切です。
交通事故でお困りの方、いつでも当院にご相談ください!!
〒123-0863
東京都足立区谷在家3-22-5-102
℡:03-3857-1556
ホームページURL:https://suzuoc.com/jikotiryounohituyousei/
2021年10月14日
●交通事故の保険について
1.保険には「生命保険」と「傷害保険」があります。
「生命保険」は不慮のケガ、病気、死亡などによって収入が維持できなくなった時の補償です。交通事故の際は、火災や交通事故のケガの補償をする「損害保険会社」とのやり取りになります。被害者が加害者対して交通事故によって損害の賠償を請求することを「損害賠償」と言い、ここに大きく保険会社がかかわってきます。
加害者が被害者に支払う賠償金は自賠責保険から出て、足りない分は任意保険で支払うことになります。ここで、対応してくれるのが加害者側の任意保険会社です。
加害者の任意保険会社が自賠責保険の分も含めて治療費や慰謝料など支払ってくれます。
これを「任意一括払い対応」と言います。
2.自賠責保険とは
戦後から日本経済が急速に発展していき物資や人の移動や輸送に自動車が主役になっていき、自動車が急増するにつれて交通事故が社会問題になりました。
国はこの問題で被害者が最低な補償を受けられるようにと、自動車やバイクを運転する人すべてに自賠責保険の加入を義務付けました。つまり自賠責保険は被害者を救済するために作られた社会保障制度なのです。
自賠責で支払われる賠償金の最高限度額は1事故一名につき
・死亡の場合:3000万
・障害(ケガ)の場合は120万(1回の通院に対して慰謝料4200円・治療費0円)
・被害者の方に後遺症が残り「後遺障害認定」がされた場合は、等級に応じて75~4000万
補償に関しては、加害者が任意で入っている保険会社が治療費を含め損害補償の窓口になり対応する形になっています。
3.その他の損害保険
ご自身で加入されている任意保険の中に、人身傷害・搭乗者保険があれば損害保険金が支払われます。(保険の契約により違いがある為、加入している保険証を確認するか、加入している保険会社に確認してみてください。)また、生命保険の中に傷害保険がついている場合や、個人的に傷害保険をかけていたら適用されますので保険会社の担当者に確認してみてください。
せっかく払っている保険ですので掛け捨てにならないようにしましょう。
交通事故にあわれて相手に過失が1でもあれば被害者になりますので自賠責保険での治療を受けられるようになります。
お体が痛い中、被害にあわれた方が一番動かなければなりませんが後遺症を残さないようにするためにも、しっかりと対応していくことが大事になります。
交通事故でお困りの方、いつでも当院にご相談ください!!
〒123-0863
東京都足立区谷在家3-22-5-102
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