スマホ頭痛
- 首肩のコリ感があ常にある。
- 目が乾く(ドライアイ)。
- 頭痛が酷くて吐き気がする。
- めまいが起こる。
- 姿勢が悪い(猫背)
皆様このような症状でお悩みではないでしょうか?
スマホ頭痛は男女共に10才代から始まり、働き盛りの20~40歳ごろに多くなります。男性よりも女性に多くみられる症状で、男性の約3~4倍と言われています。これらの症状は病院で出される薬や市販薬で一時的には良くなるのですが、何度もぶり返してしまうことが大変苦しく悩むところです。
(薬での治療は対処療法といい一時的に症状を緩和させるもので根本的な治療法ではありません)
スマホ頭痛はなぜ起きるの?|足立区・谷在家 すずき整骨院
これらこスマホ頭痛と呼ばれる原因は不良姿勢で長時間のスマートフォンの使用と言われていますが、よくわかってはいません。様々なストレスにより起こるとも言われています。しかしこれらの原因を探っていくと最終的に「自律神経の乱れ」が根本の原因になることが分かります。
では自律神経とは何か?
自律神経は体を自動的に健康な状態に保つためのシステムであり、脳の精神機能や内臓の働き、血液やリンパ液の循環、呼吸、体温調節、ホルモンバランスなどを調節しています。
では自律神経を乱してしまうきっかけは何かというと「ストレスにより全身の筋肉に疲労が溜まり凝り固まる」ことで起こってしまうのです。
まず、目に見えないストレスがかかり続けることで、自律神経が乱れると筋肉が疲労を溜め込みガチィと硬くなります。そうすると、硬くなった筋肉に血管が押しつぶされて血流が悪くなります。
それと同時に胃腸の働きも悪くなることで栄養の吸収率が下がります。全身に栄養を送り込みながら疲労をとる働きが悪くなりますので、疲労がますます溜まりお体がつらくなる悪循環が発生してしまいます。これを交感神経過緊張状態と言います。
そうなることで頭の感覚神経や髄液の流れが悪くなることでスマホ頭痛という症状が起こるのです。
厄介なのは、この状態を脳が記憶してしまうことです。
脳が記憶してしまう事で、悪い状態が普通だと認識してしまうせいでせっかく良い状態を作っても脳が悪い状態に戻そうとしてしまいます。
だから、こめかみ頭痛の症状がなかなか解消しないのです。
また、そのほかに自律神経を乱してしまう理由があります。
①ストレスの多い生活
②良くないお身体の使い方(体のゆがみ・骨盤のズレ)
③運動不足
④偏った食生活
⑤睡眠不足
これらが自律神経の乱し、お体の不調は起こしてしまう原因と考えおります。
①ストレスの多い生活とは?
まずストレスは大きく分けて肉体的ストレス、精神的ストレス、感覚器ストレスに分けることができます。簡単に説明すれば肉体的ストレスは仕事やスポーツなどで筋肉が直接受けるストレスです。精神的ストレスとは「対人関係」や、「嫌なこと」、「嫌いなこと」などの心理的負担のことです。感覚器ストレスとは、「熱い」・「冷たい」・「寒い」・「痛い」などの皮膚感覚が感じるモノ、また、「視覚」・「聴覚」・「味覚」などが受けるストレスのことです。ここで大事になることは、これらのストレスかかり続けると、筋肉に疲労として溜め込まれるということです。
②良くないお体の使い方
私たちは生活の中で左右均等に筋肉がつくような生活や筋力トレーニングを行っていけばいいのですが、ほとんどそのようなことを意識して生活はしていません。
例でいえば、今日は右でお箸を使い、明日は左でお箸を使ったり、偏って足を組んだりして座ったり、いつも同じ手でカバンをもったりと、同じ使い方を続けてしまいがちです。
このような長年の偏った体の使い方や、もともと持っている骨格的な遺伝、出産による急激な体力の低下により、筋肉がついてしまった方に骨盤あたりから左右どちらかに体が引っ張られていき、骨盤のズレ・体の歪みが発生してしまいます。
このことにより、体はいつも地震が起きる状態になり、筋肉はいつも体を支えるために無意識に細かく働き続け、疲労を溜め込む悪循環が起こり、お身体の不調が発生してしまうのです。
③運動不足
皆様忘れていることがありますが、私たち人間は動物です。
動物とは「動くもの物」と書きます。
動物は動くことによって健康な体を維持できるように作られています。
体を動かしているのは筋肉です。筋肉には役割があります。
全身の関節や骨を守っていることと、筋ポンプ機能があり血液の流れ(血流)をよくする役割があります。
車で言うならば血液はガソリンです。車はエンジンにガソリンが常に供給され続ければ機能が最大限発揮されます。
人の体も同じで筋肉が柔らかく力強ければ血流もよく,全身にしっかりと血液が供給されるので、脳機能の自律神経の働がよく働き健康なお身体が維持され続けているのです。
ところが運動不足で筋力の低下が起これば関節にかかる負担が増えていき、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが起こりやすくなることと、筋ポンプ機能が低下し脳にしっかりとした栄養が送ることができなくなり自律神経の働きが低下することで様々な不調が発生してしまうのです。
車のエンジンもガソリンの供給量が少なくなれば、車としての能力が低下するのと同じです。
④偏った食生活
私たちの身体は「食べたもの・飲んだもの」で100%できています。
それは素直に体に現れます。
5代栄養素である糖質(炭水化物)脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく取っていればいいのですが、インスタント食品や食品添加物の多い食事、過食、糖質(炭水化物)の多い食事、水を飲まない生活習慣、アルコール、ジュース、コーヒー、お茶をよく飲む、などの食生活を送っていれば脳(自律神経)の機能と筋肉の維持に欠かせない栄養素が不足してしまうことで、自律神経の機能低下と、硬い力のないスジのような筋質になってしまい、簡単にストレスに負けてしまう疲れやすい体になってしまうのです。
⑤睡眠不足や質の低下
自律神経の働きがよいと時、疲れた体を質の良い睡眠で疲労がたまった状態から、疲労が抜けている健康な状態に戻すことで、次の朝、目覚めたときにはスッキリとし元気に動くことができます。
つまり疲労が溜り、硬く凝ってしまった筋肉を柔らく力強い状態に戻しています。これは人間以外の動物でも同じです。
自律神経は女性の場合は成長期の終わりの16歳。男性は20歳の頃が最も働きがよいと考えます。
このころは、ほとんどの方は寝たら次の日は元気だったと思います。
ところが「体力の低下」・「日常生活のストレス」・「栄養の不足」により、自律神経の働きが悪くなると「睡眠時間の不足」や、「睡眠の質の低下」が起こり、疲労が抜けず、疲労がたまる悪循環から抜け出せなくなるのです。
こうした5つの原因が、複合的に重なって自律神経の乱れが起こり、スマホ頭痛というお体の不調が発生してしまうのです。
すずき整骨院のスマホ頭痛の治し方|足立区・谷在家 すずき整骨院
本来誰もが持っている体を自動的に健康にしている自律神経の働きを良くし、自己治癒力を高め、骨盤・骨格を整えることで症状を根本改善に導いていくベストな施術法だと考えております。
すずき整骨院のWBTバランス整体はまずしっかりと問診・検診を行い、あなたのお身体の不調の原因は何なのかをしっかりと把握するところから始まります。
具体的にはバランス検査による、現状の「骨盤・骨格の歪み」と「筋肉の状態」・「関節の可動域検査」や「仕事環境」・「睡眠時間」・「栄養状態」・「腸内環境」など日々の生活についても問診を行っていきます。
そうして様々な角度から原因を探りながらあなたのお身体の不調の根本的な原因へアプローチをする治療を組み立て、自律神経を整えスマホ頭痛の症状の改善を行ってまいります。