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むち打ち症

2021年12月10日

●むち打ち症(頸部捻挫)

むち打ち症(頸部捻挫)とは、自動車の追突事故や柔道、相撲、ラグビー、アメフトなどのスポーツ中に起こる事故が原因で、重い頭がふられムチのようにしなり、そのストレスにより起こりる首の骨(頸椎)や、関節同士をつないでいる靭帯、そして筋肉を痛めてしまうケガのことです。

・交通事故のケガの場合

自動車事故の場合は、追突された自動車に乗っていた人は衝突の衝撃で、頭はそる格好になり首は「く」の字型にしなります。次に反動で頭は前に振られ、首は反対方向に「く」の字とは反対方向にしなります。正面衝突の場合は、体、首、頭の動きが追突とは逆方向になります。重い頭を支える首がムリな形にしなり、頸椎の関節が損傷します。軽度の場合は、筋肉を傷める程度ですが、事故後数時間してから首を動かせなくなったり、動かすと痛んだりします。損傷が筋肉だけでなく、靭帯にいたった場合は事故直後からはっきりとした痛みが現れ、次第に強まりながら後頭部、肩、腕などの広がっていきます。強い痛みは数日で治まりますが、その後、全身の倦怠感や頭痛、吐き気などの症状が一ヶ月程度続くことがあります。また、靭帯が断裂してしまう重度な場合は、首や肩の痛みとともに頭痛やめまい、吐き気、視力障碍などの症状が現れ、回復までにかなり時間がかかります。

・むち打ち損傷の種類

1.頸部捻挫型

むち打ち損傷の約70%をしめているといわれています。首の関節の捻挫で、頸椎を支えている靭帯や筋肉が損傷を受けます。症状としては首の痛み、痛みで首が回せない(可動域制限)、頭痛などがあります。

2.神経根損傷型

首の関節の間から神経の根元が損傷を起こします。症状としては、首から腕にかけての痛みやシビレ知覚異常、脱力感などがあります。

3.脊髄損傷型

背骨の後ろにある中枢神経と言われる神経が損傷し起こります。症状は腕や足のシビレ、痛みなどです。

4.バレー・リュウ症候群

自律神経自体が損傷して起こります。症状としては、首や背中の痛み、全身の筋肉のコリ。重ダルイ違和感、首が動かせない、めまい、耳鳴り、目のかすみ、吐き気、頭痛、不眠、全身の倦怠感などがあります。

5.脊髄減圧症

脳と脊髄には、大きな膜(髄膜)に包まれておりその中には水(髄液)で満たされており、その圧力によって浮き輪のように浮いています。しかし、交通事故で膜が傷つき水が漏れてくると圧力が低下して浮き輪のように浮いていた脳が沈み正常に機能しなくなります。症状としては、起立性頭痛(立とうとすると頭痛が起こる)や背部痛、耳鳴り、視力低下、聴力低下、光過敏、悪心などがみられる。

このようないくつもの損傷が単体で出るのではなく、複雑に混ざって辛い症状としてあらわます。後遺症を残さない為にもしっかりと治療することが大切になります。

このような症状でお困りの方、いつでも当院にご相談ください!!

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