東京都足立区、すずき整骨院「自律神経失調症⑤」血流の役割
2020年05月19日
こんにちは。
東京都足立区、すずき整骨の院長の鈴木です。
今回は脳神経(自律神経)、筋・骨格、血流の三つの機能の一つ
「血流」について説明をしていきます。
血流とは、読んで字のごとく「血液の流れ」になります。
血液の流れは「心ポンプ」と「筋ポンプ」の力により循環されています。
また血液を流す「管」は血管と呼び動脈と静脈に分かれています。
動脈は心臓の強いポンプ力でも破裂しないよう「平滑筋」が分厚く発達しています。
※平滑筋は胃や腸を構成している筋肉でもあります。
静脈は全身の筋肉を動かす力、つまり筋肉の伸び縮みすることに良く全身からの血液を
心臓にゆっくりと戻していきます。特徴は「平滑筋」が薄く、
逆流防止の弁がついていることが特徴で、血管も筋肉で出来ているということです。
また、血管自体も自律神経の支配を受けています。
自律神経の働きが良いと筋肉は柔らかくもちもちしている弾力のある状態です。
腸で消化吸収されて栄養は血液に溶け込んで、肺から酸素を取り入れて
心臓の心ポンプの力で、動脈中を流れて全身に運ばれていき
そして37兆個もある細胞に届けているのです。
また、静脈を通して全身の細胞から栄養の残骸(疲労物質)を回収し、
筋ポンプの力で流されて、最終的に尿として排出され、
やがてまた心臓に戻りまた栄養たっぷりに血液を送り出します。
この血液の循環のシステムがスムーズに行われているとき、自律神経の働きや
ホルモンバランスもよく、睡眠もしっかりととることができるため
自己治癒力も良く働きます。
ところがストレスがかかり続けることで、自分ではきずかないうちに
筋肉が疲労を溜めはじめ自律神経の働きが乱れガチっと凝り固まってしまい
血管自体も固く細くなってしまい弾力性を失ってしまいます。
心臓のポンプ力が細かく激しく動き始めることと動脈が細くなってしまっているので
血液の流れが激しくなります。
静脈の方も細くなって固くなることと、筋肉は疲労をため硬く凝り固まってしまっているため
十分に伸び縮みすることができない為、
筋ポンプ機能がしっかりとした力を出すことができなくなります。
血液の循環が悪くなり、全身の細胞に溜まったゴミである疲労物質を回収することができず、
新鮮な血液も行き届きにくいためさらに疲労が溜まる悪循環が発生し自律神経は
さらに乱れていくのです。
つまり、血流が悪くなることで、体を家で例えるなら「ゴミ屋敷」のような状態になってしまうのです。
次回は「自律神経」の働きについてご説明していきます。
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